このウェブサイトは、2021年12月1日に取得した秀英体サイト(https://www.dnp.co.jp/shueitai/)のアーカイブデータをもとに、一部加工したデータを公開しています。

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提供: 市谷の杜 本と活字館 大日本印刷株式会社

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補足 書体の特徴(可読性と視認性)


グラフ:ディスプレイ精細度101ppi/498ppiの読書速度(書体別プロット)

今回の実験では、文字サイズや精細度によらず、秀英角ゴシック銀Lは他社ゴシック体Aより読みやすいという傾向も見られました。これは、前回のコネタで紹介した実験結果と同様、若い読者にとって、漢字に対し仮名が小さめの秀英角ゴシック銀Lの方が読みやすかったためと推測できます。


漢字に対する仮名の大きさと可読性・視認性

書体の機能として、「可読性」(文章の読みやすさ)と共に重要なのが、「視認性」(一文字ごとの認識のしやすさ)です。
秀英角ゴシック銀Lは本文組みでの「可読性」を重視するため、字間をゆったりさせ、リズム良く読めるように、仮名を小さめに設計しています。一方、今回実験した書体ではありませんが、他社ゴシック体Bのように見出しやキャプション(小サイズ)での「視認性」をより配慮した書体は仮名を大きめに設計するのが一般的です。仮名の大きさで比べてみると、他社ゴシック体Aは「可読性」と「視認性」のバランスのとれた書体と言えます。

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