二、鋳造
1文字ずつ型に金属を流し込んで「活字」をつくります。
文字の型である母型に、溶けた鉛合金を流し込み、金属活字をつくる工程が「鋳造」です。
鋳造した活字はそれぞれが印刷の版になるため、高さが均一でなければなりません。高すぎると文字がつぶれ、低すぎるとインキがつかずに文字抜けの原因となります。鋳造は、高品質な印刷物をつくるうえで重要な工程です。
万年自動活字鋳造機
活字を1本ずつ鋳造する機械です。機械背面にある釜で鉛合金を溶かし、本体にセットした母型と鋳型に充填、即座に水で冷やして活字がつくられます。活字はそのまま印刷の版になるため、高い精度が求められます。テスト鋳造で高さ、大きさ、文字の位置ずれを検査したあと、本番の鋳造を行います。
鋳造で使用する道具
鋳造で使用する、活字の検査用の道具です。展示しているのは、活字の高さを確認する高低見とマイクロメーター、欧文のラインが揃っているかを確認する版面見、そして活字の大きさを確認する幅見です。
Ichigaya
Letterpress Factory