新着/秀英体NEWS!
2015年12月24日
書籍『文字とタイポグラフィの地平』に秀英体が掲載されました
2015年11月5日に発売の「アイデア・ドキュメント 文字とタイポグラフィの地平」に秀英体の記事が掲載されました。
デザイン環境がDTPへと移行した90年代半ば以降、国内外でタイポグラフィへの関心が高まったことを受け、デザイン誌「アイデア」でもさまざまな事例や研究が紹介されてきました。
本書はその中から記事約30本を再録したものです。古今東西のタイポグラフィについての考察、和文書体や日本語タイポグラフィの歴史研究やレポート、タイポグラフィについてのブックガイドなどを中心に収録されています。
記事30本、432ページの厚み!
表紙左上には秀英明朝の「い」の変遷がレイアウトされています。一番上は活字の原図(昭和42年)、次に昭和後期にデジタル化されたもの、下が現在の「平成の大改刻」でリニューアルした秀英明朝です。
また、本書のタイトル、目次や奥付などには秀英明朝が使用されています。
秀英体の記事は、「秀英体──平成の大改刻」と題して、リニューアルプロジェクト「平成の大改刻」の開発者の談話や書体見本、秀英体の100年の歴史をご紹介する年表など、16ページにおよぶ充実の内容です。(2011年2月10日発売の「アイデア No.345」からの再録です。)
他の記事もそれぞれ読み応え、見応えのある一冊。雑誌掲載時に見逃してしまった方も、この機会に、ご覧ください。