このウェブサイトは、2021年12月1日に取得した秀英体サイト(https://www.dnp.co.jp/shueitai/)のアーカイブデータをもとに、一部加工したデータを公開しています。

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提供: 市谷の杜 本と活字館 大日本印刷株式会社

探検!市谷工場活版現場

母型庫

活字の型である母型の倉庫です。 母型彫刻機のパターンなどもここに保管されています。

母型庫

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パターンの写真

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母型彫刻機で使用する「パターン」です。原字をもとに作成した、亜鉛の凹版です。母型彫刻機はこのパターンをなぞり、マテ材に直接彫刻していきます。
母型彫刻機導入以前は、文字の大きさに父型を彫刻しましたが、導入後はパターンのサイズは同じまま、様々なサイズの書体の母型が製作できるようになりました。写真の右下にある日付(昭和42年10月28日)の日に修正を完了した原字から作ったパターンであることがわかります。
母型彫刻機導入と、それにともなう新書体「A1明朝」の開発については、『秀英体研究』第8章に詳しく掲載されています。

撮影 Ai Sasaki